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CAD製図基準(案)にて作図するにあたり


※注意
「Autodesk、Autodeskロゴ、AutoCADは米国オートデスク社及びその他の国における商標または登録商標です。」


まず、作図にあたりファイル名が悩むと思われます。そこでまず発注図をもらった時点ではこのようなファイル名となっていると思います。

これは発注時。下のは受注後修正したファイル名です。


DOCS001Zというファイルをもらいました。これは開いてみると図面21葉の内6のファイルでした。ので、COCS0060と名前を変更しました。さて・・・なぜ名前を変えたのか。これには色々な意味があります。まず・・・                           

D

0

CS

001

Z

 

ライフサイクル

整理番号

図面種類

図面番号

改定履歴

 

ライフサイクル

測量(S)、設計(D)、施工(C)、維持管理(M)の各段階を表します。

整理番号

ライフサイクル、図面種類、図面番号をより詳細に区別するために使用します。番号の付け方は監督職員と協議してください。

図面種類

位置図、平面図、横断図等の図面の種類を表します。

図面番号

表題欄の図面番号を表します。

改定履歴

履歴の表し方は、最初に0〜9を用い、それ以上の改訂が生じた場合は、

A〜Yを用います。最終成果はZを用います。


となっています。まず発注側は設計図をそのまま請負側にまわすと思いますのでライフサイクルD(設計)をC(施工)に、整理番号、図面種類は変更無しとして、図面番号はもらった番号に変更、又、改定履歴は0としておきます。そして変更があるたびに対象となる図面の整理番号、図面番号、改定履歴を変更していきます。最終的にはZとなります。これは整理番号としては第3回変更後、完成となった為に4としました。

改定履歴Zは納品なのでZとしています。

 

図面種類についてはCAD製図基準(案)にしたがって図面種類の記載があります。

 

通常は発注図よりもらった図面種類については、変更は無いと思われます。

ただ、発注図をもらった時点でレイヤーが化けて出てくる現象があります。

その他、禁則文字の挿入、文字高さの不備、線種の違い(太さ等も)もある図面もあると思います。

又、大容量(p21ファイルが100MBを超えてファイルを開くことが出来ないとか)もあると思います。

その場合は発注者と事前協議の時点にて対処(直すとか)をすると良いと思います。

他、大容量ファイルについては発注者と協議してSFCファイルに落とすというやり方もあります。                                       

大体30MBとかのデーターだと協議の対象にはなりにくいと思われます。100MBを超えるデーターはほぼ、位置図関係とかラスター図もしくはコンタが著しくある細かい線がたくさんある図面が対象になるとは思います。                                     

レイヤーについて                                       

まず、CAD作図にあたりレイヤー分けがかなり大変です。そこで主な統一されたレイヤーを紹介します。                                  

C-TTL

外枠

 

1.4

mm

yellow

C-TTL-FRAM

内枠

 

0.5

mm

yellow

C-TTL-LINE

内枠の線

 

0.25

mm

white

C-TTL-TXT

内枠の文字

 

0.25

mm

white

 

 

 

 

 

 

C-STR

主体構造物

 

0.25(0. 5)

mm

led

C-STR-STRn

主体構造物

 

0.25(0. 5)

mm

led

C-STR-DIM

構造物寸法

 

0.13(0.25)

mm

white

C-STR-HTXT

構造物旗揚

 

0.13

mm

white

C-STR-TXT

構造物文字

 

0.13(0.25)

mm

white

 

 

 

 

 

 

C-BGD

現況

 

0.13

mm

white

C-BGD-HTXT

現況旗揚

 

0.13

mm

white

 

 

 

 

 

 

C-BMK

センターライン等

 

0.13

mm

yellow

C-BMK-HTXT

センターライン等旗揚

 

0.13

mm

white

( )については発注図によっては違いあり

その他についても発注時点で多少違いがあります。場合により使用できないレイヤーもあります。

レイヤー作図例1                                               

 

 

 

 


なお、Autocad特有の0レイヤー、Defpointsレイヤーは使いません。

レイヤー作図例2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


なお、Autocad特有の0レイヤー、Defpointsレイヤーは使いません。

後、これにのっているVIEWレイヤーも使用しません。

通常として外枠は1.4mm、内枠は0.5mm、内枠線は0.25mmとしています。

又、構造物線は0.25mm、構造物寸法等は0.13mmとしています。

ただ、発注図でC-BGDが0.13mmでもC-STRが0.5mmとかいう図面もあります。

これに関しては線の太さの比率が外枠以外は

1:2:4

となっています。例をあげます。

線種1:2:4

 

 

番号

細線

太線

極太線

1例

0.13mm

0.25mm

0.5mm

2例

0.18mm

0.35mm

0.7mm

3例

0.25mm

0.5mm

1.0mm

4例

0.35mm

0.7mm

1.4mm

5例

0.5mm

1.0mm

2.0mm

 

これは発注時にもらった図面をチェックして確認後に新たに作図する時には

そのチェックしたレイヤーで使用していた線の太さを使用すると良いと思います。     


又、矢印についても発注時に使用している矢印(ほぼopen allowと思います)を確認して(open allowとは開矢印です)

新規に作図するようにしましょう。               

線種については実線(Continuous)、破線(dot)、一点鎖線(chain)、           

二点鎖線しか使用出来ません。

 

又、文字の大きさ、太さについてはこのようになります。

文字の大きさ太さ

番号

高さ

太さ

 

最小行間

 

漢字

数字、ABC

A型

B型

 

1

3.5mm

2.5mm

0.18mm

 

0.5mm

2

5mm

3.5mm

0.25mm

0.35mm

0.7mm

3

7mm

5mm

0.35mm

0.5mm

1mm

4

10mm

7mm

0.5mm

0.7mm

1.4mm

5

14mm

10mm

0.7mm

1mm

2mm

6

20mm

14mm

1mm

1.4mm

2.8mm

 

用紙サイズはこの通りです。

単位:mm

番号

呼び方

高さ

 

輪郭線

余白a

余白b

第1類

1

A0

841

x

1189

1.4

20

20

 

2

A1

594

x

841

1.4

20

20

 

3

A2

420

x

594

1.0

10

10

 

4

A3

297

x

420

1.0

10

10

 

5

A4

210

x

297

1.0

10

10

尺度についてはこのようになっています。

 

 

    縮尺

 

 

1:

1

 

1:

2

 

1:

20

 

1:

200

 

1:

2000

 

1:

5

 

1:

50

 

1:

500

 

1:

5000

 

1:

10

 

1:

100

 

1:

1000

 

1:

10000

又、ある程度は支援ソフトを使用して変換時にSXF線種に変換が可能です。           

レイヤーを新規に分けて作図していたとしても納品時には決められたレイヤー以外はチェックにかかります。作図時には後々も考慮して作図を心がけましょう。         

原則は発注者と協議してからこの事も決めないとあとで手戻りになるので大変です。   

十分な打合せをしておきましょう。               

 

SXFを意識したCADソフト

現在建設会社の一部は現在CADを使っている技術員がHOCAD(JWCAD)かAutocadが主流?とは思われます。(と言ってもうちの会社のデータですが・・・)

しかし国土交通省はp21形式ファイルという従来のDXFファイルとは全く異なった形式で発注図面をくれます。現在持っているCADではファイルが開けません。

現在開くのもありますがまだまだ問題が多いと思われます。現状の対処としては外注(KCS等)にて現在使用しているソフトに対応出来るように変換してもらうか自社にてソフト(JW系ならDC-CAD)を購入するしかないと思われます。ただ、フリーソフトについては変換しても通用はする?とは思いますが、現在発注者との事前協議にて使うソフトを入れないといけません。そこでHOCADやJWCADとは記入できないと思います。又、今の所、別にOCF検定に合格してないといけないというわけでもないという情報もあります。要するに基準をクリアしていてかつSXFブラウザにて確認出来たら問題無いと思われます。が、今後の為に出来る限り合格製品が好ましいのではとは思われます。

まず、現在発注者より受注時にSXFファイル形式(国土交通省)にて受け取ります。

 

ここで・・・

p21ファイル形式とSFCファイル形式とあります。

p21ファイル形式においては通常SFCファイル形式より約10倍もの大容量となります(図面によってはあまり変化しませんが)。SFCファイルにおいては通常のCAD(形式により違います)とあまり容量が変わらないものです。が、規格としてはp21形式よりも簡易です。

 

まず、現在はJW,HOは対応しています。が、私自身も線種や文字の高さ等の規格は確認した事がないですのでなんともいえません。又、変換機もありますが、対応できるかは未確認です。

 

SXFに対応したCADについては・・・

 

Autocad・・・このソフトについてはアドインするCIVIL-DXというソフトがあります。

Autocadを起動し、このソフトを連動する事によりSXF形式ファイルが編集可能となります。又、SXFコンバーターというソフトがあります。が、レイヤーチェック、線種、禁則文字等のチェックが出来ないのが欠点です。あらかじめ発注図がまともであれば後は修正するかパーツを使用すれば問題は無いと思いますがとりあえずはCIVIL併用をお勧めです。

 

DC-CAD

HOCAD(JWCAD)ユーザーが乗り換えをするとしたらこのCADでしょう。急にDC-CADを使えといわれても底々は対応できるはずです。動きがJW形式です。

ただ、他業者報告で、HOを併用して使用したりした場合、変換後文字化け等が発生したという事例を聞いた事もあります。現在の所は未確認です。一度DC-CADを借りて対比すれば分かると思われます。(Cadwellにて閲覧時に)

 

頭脳ラピット

頭脳ラピットについてはOCF検定合格している情報があります。もし、頭脳ラピットを使うなら問題は無いと思います(見たことは無いですが)

 

なお、製品の各詳細についてはそれぞれのソフト対応メーカー等サイトを閲覧するか直接質問するしかないと思われます。                   

 

CAD製図基準(案)に従った製図作成

 

まず、作図をした図面とそれに従ったレイヤーを紹介します。

全体としてこんな構成です(見にくいですが)

まず、外枠としてC-TTLを使用しています。線の太さは1.4mm、色はyellow、実線にて描いています。

 

次に、内枠のC-TTL-FRAMです。0.5mm、yellowを使用しています。そして枠線をC-TTL-LINEとしています。0.25mm、Whiteを使用しています。文字についてですが各仕様によって違いはありますがここではまず完成図を0.7mm、第3回変更設計図を0.35mm、他を0.25mmにて描いています。

つぎに、現況ラインはC-BGDにて書いています。0.13mm、whiteです。

 

これも各仕様、考え方によって違いがあります。C-BMKはセンターラインとしていますので横断図のセンターに使用しました。0.13mm、yellowです。又、C-BMK-HTXT(センターライン等旗揚)にて使用している文字について文字高はまちまちですが、0.5mm、0.35mm、0.25mmを使用し0.13mm(おそらくこれは関係無いはず)、全てwhiteです。これについては「横断図(その1)等文字についてはC-STR-TXTかもしれないしC-TTLかもしれないです。又、現況旗揚としてC-BGD-HTXTを使用しています。0.13mmのwhite、0.25mmとしています。

 

 

主体構造物についてはC-STRを使用しています。この図面では当初0.25mm、redを使用していましたが、図面によっては0.5mmの時もあります。比率として1:2:4なのでその辺りを見て作図願います。

又、破線dotについては規定の破線、一点鎖線についても同様に規定の線種を使用しましょう。

 

作図をするにあたっての注意

 

まず、発注図を修正するにあたっては修正前に必ずコピーを作成し保存しましょう。修正したもののだめだと言われては図面修正をしたものを又修正するのが困難になったりしますので。

図面修正にあたっては自分で分かるようにしておきましょう。使用されているレイヤーを良く見てそのレイヤーに従ったレイヤーを使用し修正をしましょう。例えば、C-STR(主体構造物)を修正する場合には、例として新規に作成した線、文字等はC-STR-STR1等自分で分かるように仮にレイヤーを作成して作図し、削除する線、文字、修正のしるし(×等)はスクラップ等名前をつけてレイヤーを作成しておき作図、移動をしておき、変更後にそのレイヤーを削除して新規図面を保持するやり方もありますし、個人によっては違いがあると思います。自分で修正しやすいようなやり方を探してみて下さい。

又、納品時には必ずレイヤーチェックをしておきましょう。変更段階で作成したレイヤーを入れているとチェックにかかりますので。

 

以上です。なお、これは例です。又、資料を作成した本人もまだ十分に認識してないまま作成しました。参考までにという事でお願いします。

 


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